感想文!! 原作より先に映画を観た『ゴールデンスランバー』

 

原作を読む前に先に映画を見て知った

伊坂幸太郎の『ゴールデンスランバー』について。

ネタばれするので内容を知りたくなければここでストップするのがベター。

 

映画が公開されたのが2010年

その当時は伊坂幸太郎なんて知らんかった。

僕が本を読むようになったのも大学卒業する間際ぐらいからやし。

 

映画館でバイトしてたから無料で観れるってことで見ただけ。

そこまで映画の記憶は残ってないねんけど、

あんまり面白くなかった。っていうのは覚えてる。笑

 

小説を知らんかったってのが大きいけど、

映画のあらすじもよくわからんまま観たのが原因かな。

 

首相殺しの犯人に仕立て上げられた青柳が逃げ回るねんけど、

最後には「整形」して他人になりすましてエンディング。って…..

それはないやろーってなんかガッカリ。

 

まぁそういう印象だけは残ってたから

いつも古本屋で伊坂幸太郎の本を買うんやけど

『ゴールデンスランバー』だけは最後まで買ってなかった。

 

でも原作読んでなかったし、

伊坂幸太郎の文庫本をほぼコンプリートしそう。ってのに

虫歯にしとくのもあれやなーってことで購入。

 

それもしばらく放置してて、

先に『魔王』読んで、それの50年後の世界を舞台にしてる

『モダンタイムズ』読んだら、解説のところに

『ゴールデンスランバー』は『モダンタイムズ』と同時期に執筆して

内容も「政治」を扱ってる姉妹本っての知った。

 

それでようやく読み出すことに。

思ったよりも分厚くて文庫本で670ページぐらい。

いつものように通勤時間の車のなかで2週間掛かって読了。

 

やっぱり映画よりも原作のほうが面白い。

まぁ当たり前か。

 

映画の細部までは覚えてないけど、

「整形」して逃げる。ってのが唐突過ぎたような気がする。

でも本ではそれに行き着くまでにちゃんとストーリーが続いてるから

映画では唐突やったと思ったのがちゃんと納得できる。

 

最後の「たいへんよくできました」もよくできてる。

これは確か映画でもラストシーンそうやったような。

映画ももう1回観てみたくなったなー

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