今まで1回しか読んでなかった伊坂幸太郎の処女作、
『オーデュボンの祈り』を再読了。
以前に『重力ピエロ』を読んで、
チラッと出てきた登場人物が『オーデュボンの祈り』の伊藤。
すっかり忘れてたけど、伊藤とその元カノの職業はシステムエンジニア。
システムエンジニアは『モダンタイムス』 でも物語が進む上で核となってたな。
物覚えが悪いから内容をほとんど覚えてない。
最近読んだ本についても、どういうあらすじやったかは
かろうじて覚えててもそのタイトルが思い出せん…..笑
『オーデュボンの祈り』のあらすじは、
未来がわかるカカシは自分が死ぬことを予期していたのか、していなかったのか。
がメインテーマで、他にも面白いキャラクターが出てくる。
悪いことは「桜」に殺される。
それでも住人は、そういうことになってるから。って
盲目的にそのルールに違和感を抱いてなかったり。
社会のルール、流れはどう足掻いたって無意味。
みたいなメッセージは伊坂作品によく出てくる。
個々がどうしたって全体の流れには逆らえん。
確かにそうやろなーとは思う。
それを「神のレシピ」と言ったり。
なにか大きなものに世界は操られてるのか。