作品名は知ってたけど、読んでない作品は多い。
『空中ブランコ』はそのひとつ。
2004年に発行されてて、直木賞受賞作。
10年前なんか本に全く興味がなかったな。
興味がなかったと言うか、苦痛でしかなかった。笑
10年前というと、中3ぐらいのとき。
かろうじて、『ハリー・ポッター』シリーズは好きになってそれだけは読めてた。
『指輪物語』は途中で挫折…..
そんな時に『空中ブランコ』なんて知る由もない。
たぶんドラマ化とか直木賞受賞とかで記憶に残ってたんかも。
ドラマなんか元々ほとんど見んし。
で、いつのことか忘れたけど、
楽天ブックスを眺めてたら『空中ブランコ』がセールになってたんかな。
それでタイトルは知ってたからどんなもんかポイントで購入。
もちろん電子書籍。
買ってから気付いたけど、『空中ブランコ』はシリーズの2作目らしい。
シリーズ物。って聞くとやっぱり最初から読みたくなる。
それで、いつもの古本屋さんに行くと1作目の『イン・ザ・プール』が売ってた。
同じ本棚に『空中ブランコ』も売ってたから
電子書籍で買うの勿体無かったな…..
古本の方が安いし。
で、3作目の『町長選挙』もあったけど、
まだどんなもんかわからんからそれは買わず。
1冊が薄いからすぐに読みきれる。
1編が60ページぐらいが数編。
いろんな問題を抱える患者が精神科に行くねんけど、
そのお医者さんがもっと面白いキャラをしてる。
患者の方がお医者さんを見て大丈夫か?って思う始末。
読み進めて行く内になんとなく結末がわかってくる。
それが良いか悪いかは別として。
でも珍しく本を読みながら大笑いできる作品。
勝手に伊良部先生のイメージを作って、
ドラマ演じるんやったら誰やろなーって考えてた。
まぁ実際のドラマは見てないからどうか知らんけど。
とりあえず、古本屋さん行く機会があったら
3作目の『町長選挙』も買っておかんとなー