今日は一大イベントのピトンデネージュ登頂。
寝過ごしたらあかん。って気が張ってもて、夜中に何度も目を覚ましてまう。
長ズボンを履いたまま寝て、暑かったのもあるかもしれんけど。
結局1人が2時半に起きたらそれに合わせてみんな起き出す。
用意は日本から持ってきたユニクロ製品と、同じくタイで買い増したズボンを。
あとは小さいペンライト。
昨日一緒にご飯食べたカップル曰く、日の出は5時頃。
そんなに早いか？と思いつつ、それで見逃したらアホみたい。
山小屋から山頂までは1時間50分の道のり。
昨日も道標通りのペースで歩いてきたから、たぶんここからも同じく時間掛かるやろうと。
僕は誰を待つでもなく、かと言って真っ先に真っ暗の中を歩くのは怖い。
外の空を眺めると星がこれでもか。って輝いてる。
残念ながら今のコンデジはマニュアル撮影できんから映らんけど。
カップル含め、3組が同時出発して、このタイミングで出ようと2:50山頂へアタック開始。
真っ暗の中は怖いなー
小さいペンライトで全然見渡せんし、前行く人達は結構先に行ってるし。
自分がどの辺りまで来てるのかなんて全くわからん。
自分のペースを信じて時計を見てどのぐらい。って計算するぐらい。
暗すぎて、何度も道を間違って意味わからん場所歩いたし…
ちょうど、後ろから来た人達の歩く場所を確認して難を逃れたけど。
普通に遭難しかける。笑
上から見下ろしたどこかの町明かり。
足場も昨日と違ってゴツゴツした石が転がってる。
それを踏むと転がって足痛くなるし。
昨日までは深爪の痛みが無かったし、歩き方がおかしいからやろうけど、骨盤の外側が痛くなる。
それがありがたいことに痛くない。
2日目にピトンマイド行った時はリュックを背負うのに肩が痛いなー
って思ってたけど、ちゃんと腰と胸のハーネスを留めればだいぶ軽減される。
やっぱり付いてるのには理由があるんやな。笑
って言っても、後ろから追いかけられるの好きじゃない。
さんざん車乗ったけど、煽られてるのがドキドキしてまう。
たぶん同じ心理状態。
で、後ろからよく光が届くヘッドライトをみんな続いてるからすぐそこまで来てるんかと。
結局1組に抜かされただけやったかな。
途中ペンライトの電池が切れそうで光量が少なく、
運良く持ってきてたiPhone 5のフラッシュで代用。
ゴロゴロ石が落ちてて四苦八苦。
でも最後の300mぐらいは峰に沿っての砂地を歩くだけやから楽やったな。
1時間40分でピトンデネージュを登頂!!
この時4時半。
雲の上の方から明かりが差し込んでるけど、まだ出そうじゃない。
そんなことよりも、朝日が登るドンピシャのところに三日月が出てる。
これまた綺麗。
カップルが教えてくれた、手袋がないんやったら靴下で代用し。
って言われた通り、到着して服を着込む。
登山中は、ワイシャツの下に着る肌着とメッシュのTシャツ。それに、またメッシュの長袖。
登ってる時は寒いっちゃ寒いけど、ティッシュを家に忘れたままで、鼻水が鬱陶しい。
これで息苦しくなるし…
まぁ、そんなこんなで人もまだ6人ぐらいしかおらんからベスポジを確保。
今か今かと待つねんけど中々出てくれん。
多分角度的に、眼下に見える町明かりはブラデカルメ、
もし海岸線まで見えてるのなら、サンブノワ・サンローズかな？
到着した時は暗すぎて横の山頂までの道が大丈夫か不安で行かず。
で、少し明るくなってからおっちゃんがトイレットペーパーを持ってそっちに。
おいおい。と思いながらも仕方がないか。
日の出はまだやけど、何人もそっちに行ってるからじっと座ってるのもガタガタ震えるから動くことに。
で、案の定野糞を発見…ここが1番の絶景ポイントやった…
到着時の暗い時間に町の明かりが遠くに見えてたのに、シラオスの町が真下にあるのわからなんだ。
シラオスの夜景みとけば良かったなー
結構明るくなったけど、日の出はまだ。
皆今か今かと待つ。
シラオスの町が見下ろせる場所。
たっぷり1時間日の出まで待つ。5:30過ぎにご来光。
若干、日の出の場所ちょうどに雲が飛び出てるのが残念。
頂上から少し下の場所で待ってたからどんだけ人がおるのかわからんかった。
昨日晩御飯食べたメンバー以上おる気がする。ざっと30人はおったかな？
到着時は暗くて周りが見えてなかったけど、ちゃんとサインが立ってた。
ちゃんと登頂したの初めてかもしれんなー
レユニオン島最高峰のネージュ3070m
いろいろ教えてくれたカップルの彼女さん。
一緒に写真撮ろか？って聞いても、何故か大丈夫。って。
1人だけで彼氏にバシャバシャ撮らせてたな。
ってことで、無事にレユニオン島最高峰のピトンデネージュ 3070mを登頂。