古本屋さんで見つけて衝動買いした アガサ・クリスティー
前に『火曜クラブ』を読んで今回で2作目。
名前だけは知ってた『そして誰もいなくなった』
見知らぬ10人が島の主に招待されて孤島へ。
そこには主が居らず、ゆっくりしていって。ってのん気な話なわけなく、
呼び出された10人全員が殺人を犯してた。ってレコードから告発される。
兵隊島って名前で、各部屋には童話の文章が飾られてて、
童話の中の兵隊が1人ひとり居らんなっていく。
それと、ダイニングには兵隊の陶器が10体置かれてる。
で、童話の話通りに次々と招待客が死んでしまうと同時に、
兵隊の陶器も1体ずつダイニングから無くなっていく。
一体島の主はどこに居るのか、はたまた招待客に紛れ込んでるのか。
嵐の中取り残された人たちは生きて帰ってこれるのか。
そんな内容で、最期はきっちり謎が解ける。
まぁ、謎は解けたけど、トリック的に現実感があるのかどうかは
もう1度読みなおしてみた方がいいかな。
タイトルは聞いたことある有名な作品やから、
古本屋さんですぐに手に取ったけど、間違いじゃなかったのは確か。