シリーズを読み終える前に最終巻を間違って自炊してもた、
奥田英朗の『町長選挙』を初めて書籍化した後に読んでみた。
他にも続けて2作品を一気に読了。
前に『イン・ザ・プール』と『空中ブランコ』を読んで、
他の文庫本と一緒に全て自炊し終わってんけど、
間違って読んでなかったのに電子化してもてたのが『町長選挙』
精神科医の伊良部が面白おかしく活躍する最終巻。
相変わらずキャラが際立ってて面白い。
各話の登場人物のモチーフが誰を参考にしてるのかはっきりわかって、
こんなことまで書いてても大丈夫なんか心配になる。笑
これも古本屋さんで奥田作品ってことでそのまま買った本。
次は『ララピポ』
一体どんな内容なんやろうと。
6編の短編で、各話の登場人物が次ぎの話で繋がっていく。
主役じゃない人が次ぎにはスポットライトがあたって、
6話でぐるっと上手いこと1周したな。
内容は売春とかばっかり。
で、話の最後は登場人物たちに不運が起きてまう。
でも最後はまぁ明るく終われたかなーと。
最後はエッセイ集の『延長戦に入りました』
これもエッセイ集やと思わず買ってもたやつ。
このエッセイはスポーツが1つの軸になってるのか、スポーツに付随する話。
エッセイ集はその作家のファンじゃなかったらわざわざ読むようなもんでもない気がする。
前に読んだ浅田次郎の『アイム・ファイン!』に似てる印象。
で、立て続けに奥田作品を読んでからこのエッセイを読んだからわかったけど、
エッセイの中に上記の小説のネタ的な話が盛り込まれてた。
町長選挙の棒倒しとか、あとは忘れたけど。笑
奥田英朗ってどうやら結構歳いってる人やったんや。
若い人なんかな。って勝手な印象を持ってたけど、浅田次郎に近いな。
これもエッセイの描き方が似てる気もしたし。
エッセイの中で出てくる話で、幼少期の体験が似てるような気もしたし。
まぁそんな感じで最近読書に取る時間が増えたなー
もう少しゆっくり読んでいくか。
次は兄が持ってきてくれた気になる本を読もっと。