アブゼイドっていうキャンプ名なのか、オフィス名なのかはっきりせんけど、
ボスと顔合わせして、お昼ご飯を買い込んで、いざ砂漠へ出発。
荷台に乗って、村を出たらすぐに砂漠が広がる。
山羊やったかな?が放牧されてたり。
急に赤砂がこんもりと丘になってるところで一旦停まる。
上まで登るとさっきまでいた村が遠目に見える。
反対側にはハザリ峡谷がある。
中に入っておいで。ってことで、何時に戻って来ればいい?って聞いてもいつでも良いよ。って。
奥がどれだけ広がってるのかわからんけど、岩の隙間を縫って歩く。
ペトラ遺跡でも散々見たけど落書きばっかり…
日本語はぱっと見なかったかな。
人ひとりが歩けるぐらいの幅の隙間。
100mぐらいで行き止まり。
奥には雨水なんかな?が溜まってた。
前に居たスウェーデン人の女性が帰りに壁画を説明してくれた。
歩き方にも載ってるけど、その時には言ってくれんと落書きと見分けがつかん…笑
ものの15分ほどで戻ってきて、横のテントでくつろぐ。
ここでは遠慮すること無くシャイをもらう。笑
やっぱり場所によって味が違って、甘いのが美味しい。
ここでお茶とかも売っててんけど、荷物がパンパンで入らんし、
家に持って帰ってもポット無いしで断念。
暑い中熱々のシャイを飲むのが様になってくる。
しばらく休憩して、有名なウンムフルース石橋へ。
出だしの登りが急で大変。
一昨日のペトラ初日で右の靴底が剥がれてグリップ力が無くなったからかな。
レユニオン島で酷使し過ぎた感ある。
ちゃんとしたトレッキングシューズを買おうとは思うけど、
今回の旅が終わってから次の旅先の候補が全くないから靴はまたいつか。
ガイドさんと話してて、僕以外の2人はMRっていう薬を売り歩いてる仕事してるよ。って言うと、
頭痛くて薬ないか聞いてくれん?って。
暑すぎて頭痛してるって貴方ここの人じゃないの?って笑える。
まぁ案の定、頭痛薬なんて持ってる訳無く。
頭痛いから。ってガイドを適当にされるんじゃないかと疑ってまう。
で、今日はガイドさんのボスの弟の結婚パーティーがあるらしく、行くか?って。
ベドウィンの結婚パーティーなんて一生に一度も参加するチャンスないやろー
ってことで、もちろん行く。ってことで急遽参加。
石橋には40分ほど滞在して各々ベストショットに向けて撮影。
いつも次にどこ行くのかわからんままやけど、次はロレンスの家やった。
ペトラで撮影された『インディージョーンズ・最後の聖戦』と、
ここワディラムで撮影された『アラビアのロレンス』は観んとな〜
Valentine Innで『最後の聖戦』が夜な夜な放映されてる。って聞いたけど、してなかったし。
横の山に登って上から景色を眺める。
ここで左靴の底も剥がれてしまった。
まぁ靴が軽くなったのがわかって楽なのは楽になってんけど。
ロレンスの家から2kmぐらい離れたところにキャンプがある。
歩き方に載ってたキャンプをチラッと見て想像してただけやったから、
想像以上に規模が小さくて驚いた。
もっと他の参加者もこのキャンプで泊まったりするもんなんかと思ってたけど、僕ら3人だけ。
村から砂漠に入って、いろいろ見て行く間にもいくつかキャンプが点在してた。
やっぱり家族経営とかで小規模なキャンプがたくさんあるんやろう。ってことで納得。
12:30にキャンプ到着して、村で買ったのをお昼ご飯に。
ハエが一体どこから湧いて出てきたんや。ってぐらいまとわり付いてくる。
ほどほどお腹いっぱいになったタイミングでガイドさんが料理を持ってきてくれた。
お昼くれるんかいな。と思いつつ、食べてみたらめっちゃ美味しい…..
いっぱい食べたいのにお腹いっぱいで食べられん。っていうジレンマ。
お昼ご飯を食べてしばらく休憩。
結婚パーティーには14時頃行く。ってのは聞いてて、場所はさっきの村。
キャンプでのベドウィン料理を楽しみにしててんけど、
パーティーに行くからそこで夕食を食べるみたい。
まぁそれはそれで楽しみか。
で、回りには何にも無い。ただただ砂漠と岩山が広がるだけ。
歩いてどこかに行けるようなところもないし、ゆっくりとするだけ。
もちろん電波入らず。
写真見てもらったらわかるけど、今日は残念ながら曇り…..
こんな事あるか?と思いつつ、天気には逆らえん。ってことで星空は諦め。
まぁオーストラリアで見た星空は凄かったけど、それを超えるんかな?
写真でやったら綺麗に写るけど、肉眼じゃ変わらなさそうやし。
特にすること無いから部屋に戻ってしばらく休憩。
この後の結婚パーティーに備えて。ってことはないけど、それまで待機。