感想文!! 世界カジノ紀行

 

ギャンブラーの浅田次郎がヨーロッパカジノ旅に出て、

そこでの話をまとめた『カッシーノ!』

とりあえず浅田次郎。ってだけで買った本。

 

何でそう思うようになったのかきっかけがわからんけど、

子供の時からギャンブル運が無いのは確信してた。

たぶんゲーセンでお金を浪費してたからかな。笑

 

まぁ子供の時のゲーセンで注ぎ込んだ金額なんてしれてるはずで、

その当時にギャンブルにお金を使うのはよそうと学べたのは良かったのかも。

 

今では「必要」と「欲望」をちゃんと考えた上でしかお金使うことしかほぼない。

「経験」にお金を使おうとして、ギャンブルも経験として、

ブリスベンマカオでカジノに行ったことはある。

 

ギャンブル運が無いのがわかってるから、そこで使うお金の予算は決まってて、

負けたのを取り戻そうと思って更にお金を使うことなんてなく。

入場料やと思って1万円ならそれだけ。って感じで踏み止まれる。はず。

 

まぁ大したお金持ってないし、ルールもよくわからんから気負ってるだけやけど。

 

と言うわけで、ギャンブラーの気持ちなんて一切わからんけど、

浅田次郎が好きやから彼のギャンブル生活がどんなものなのか読んでみた。

 

前に『アイム・ファイン!』読んだ時に、嘘かホンマか、

ラスベガスのカジノで浅田次郎がやって来たらドアマンが挨拶してくれる。

ってようなことが書いてあった気がする。

 

一体どんだけ稼いで、ギャンブルに注ぎ込んだらそんな話になるんやろうと思った。

現実にそんなことあるんやーって。

 

で、今作はヨーロッパのカジノを回る話。

観光なしのカジノ巡り。

 

ユーロ統合前から統合される間の話で、通貨がフランやらリラやら。

アメリカンとヨーロピアンではルールも作法も違って。

タキシードを着んと入られんし、言葉も重要。

 

どんだけお金があったとしても、ギャンブルにはお金使わんのやろなー

こんなこと言ったら、こうやって思ってる人が、1回嵌ったらのめり込むで。って

さも分かったかのようなことしか言わん一定数の人たちがおるんやろうな。

 

2作目もあるみたいで、また古本屋さんで見つけたら買ってみようっと。