直木賞の本棚を作ろうと思ってようやく。
実際に本棚を作るんじゃなくて買うだけやけど。
今回と前回の受賞作品を2作読了。
直木賞の本棚作ろうと思ったのも、作家のレパートリーが増えんから、
てっとり早く直木賞受賞する作品やったら読み易いやろうって理由。
荻原浩も恩田陸も知らんかったし、これからファンになるのかも。って。
電子書籍派という訳ではないけど、電子書籍やったら国外に居てもすぐに買えるし、
買ったらすぐにダウンロードできるから最近はもっぱら電子書籍ばっかり。
少し安いのもあるし。
前々から気になる本はカートに入れっぱなしにして、
アンケートサイトでポイントが貯まる度に読みたい気分のものを買ってた。
で、ようやく前の直木賞受賞作品、荻原浩の『海の見える理髪店』を購入。
ポイントをアマゾンのギフト券に交換して買ったけど、
先日楽天ポイントもドカッと入ったから今回受賞した恩田陸の『蜜蜂と遠雷』はKoboで購入。
で、早速2冊を続けて読了。
『海の見える理髪店』は短編。
ほろっとするような話で、タイトルにもなった「海の見える理髪店」と、「成人式」が良かったな。
伊坂幸太郎やったら個々に短編でも最後まで読んだら
大きな1つの話になってるんやろうけど、これは違う。
短いからサクッと読めるけど、しっかりと切なくなったり。
少し前に受賞した『蜜蜂と遠雷』
ニュースかで好きな浅田次郎が審査して、
難しい音楽要素が表現豊かに再現されてる。ってようなことを読んだ。
音楽コンクールを小説にするのは難しいやろうなと。
表現力が足らんかったらイメージできんやろうし、なんのこっちゃ分からんなりそう。
正直クラシック音楽のタイトルを読んでも、聴いたことあるのかないのかわからん。
バッハとかモーツァルトとかはわかるけど、その2番楽章とか言われても…って感じ。笑
YouTubeでちょっとだけ検索したけど、聴いたことないしで他に出てくる曲も調べず。
ただ、恩田陸の文章からそういうイメージの曲なんやろうと。
「のだめカンタービレ」を読んだし見たしで、いろいろと想像しながら読んでた。
ほんまに語彙が半端無くて表現しきれんようになるんじゃないかと思ったけど、枯渇することなく。
正直、音楽を聴いて風景と情景が出て来るぐらいの知識がない。
けど、今まで久石譲のコンサートとシドニーオペラハウスのコンサートは良い体験。
身体に直に音楽が押し寄せてくるのは感動する。
まぁこれはピアノコンサートではないけども。
最初に全ての楽曲が載ってるから、読み終わってから戻って
またYouTubeで聴いてみるのが良いかもしれんな。