入院!! 1泊2日で10万円…

 

タイで働き出してから5年半強。

年間30日まで使える病欠を今まで1日たりとも使わずに仕事してたけど、

遂に病欠を使って、しかも入院までしてしまった…..

 

25日の深夜からお腹が痛くて夜中に何度もトイレへ。

前にもあった完全な水状の便が出て、最初はまたかと思ったぐらい。

26日の朝までに何回行ったか分からん程トイレで過ごした。

 

熱とかは無さそうやけど、流石に下痢が治らず自宅待機をさせてもらうことに。

で、横になったらお腹が痛くなるばっかりやけど、ずっと座ってるのもしんどいし。

横になって寝てはすぐにトイレ行くのが続いて。

脱水が酷くなるとどうなるか分からんけど、とりあえずポカリを飲んで耐え忍ぶ。

 

仮眠しまくってたから体感ではもう夕方になってるかなぐらいやったのにまだ9時とか。

冷蔵庫にパンとか入ってるけど、見ただけで気持ち悪くなってくる。

で、吐き気もして吐こうとするも胃に何も入って無いから出るもんも出ずにだけ。

 

びっくりして調べてみると、マロリーワイス症候群やろなと。

大丈夫そうやったけど、流石に胃が空っぽ過ぎるから無理して近くのセブイレへ。

フラフラの状態で何とかバナナとりんごを買って、バナナをゆっくり食べて寝るも、

また吐き気がして嘔吐。

 

そうこうしてる間に、腰から下の関節が痛くて痛くて。

ひたすら寝ては1時間後に腹痛で起こされてトイレに籠っての繰り返し。

これは思ってたのと違うなと、彼女に連絡して仕事帰りに病院連れて行ってもらうことに。

 

18時に迎えに来てもらって株主でもあるバンコク病院に。

道中は息も切れ切れでしんどいまま。

 

よちよち歩きで2階にある日本人受付に行くと17時までで閉まってた…..

どうしたらいいか分からず、1階のインフォメーションへ。

 

で、お腹が痛い。ってことを伝えたら車椅子用意してくれてERへ連れて行かれる。

まだこっちはただの腹痛やと思ってるからERなんかに連れて行かれると金額が怖い。笑

ほんなら腹痛やから大丈夫やろう。って判断してくれて通常の診察の方へ。

 

そのまま体重やら血圧やらを測ってると、

病院が寒いってのもあってか段々調子が悪くなりだして。

血圧測る為に血を止めたのが悪かったと思うけど、しびれが腕から全身へ。

 

先生との問診も目を閉じたままフラフラしながら通訳さんを通して説明して。

血液検査中やったのか、忘れたけど呼吸が荒くなって、

全身のしびれが酷くて身体中が固まってしまった。

 

最初の問診では入院は嫌や。って言ってたけど、

呼吸がとんでもなく荒くて全身のしびれで目も開けられん状態になってしまったから、

看護師さんとかが入院しなさい。ってことで、これはマズイから了解することに。

 

こんな状態やのに、何の書類か分からんけどサインさせられて。

目を開けるのも精一杯で、手も固まった状態で何とかサインをやって。

で、その間にも部屋が3種類あってどれが良いかイチイチ聞いてくる。

1泊THB11,300が1番安い部屋で、これで良いってしか言われん。

 

目が開けられん状態で、横に通訳が居たのか電話口やったのか分からんけど、

深呼吸して下さい。って。

話せる状況じゃないけど、やってます。って答えるも、ずっと深呼吸して下さいの繰り返し。

流石にしんどいけど、深呼吸やってるわ!ってイライラしてて。笑

 

で、看護師さんがようやく気付いたのか、実際は過呼吸になってたんやろな。

ビニール袋を口に被せてくれて呼吸してるとしびれが収まってきてだいぶマシに。

そうこうしてる間に、入院の準備中やけど体調が良くなってきてもた…..

 

部屋の準備が整うまでずっと待機させられてて、

寒いからブランケットというよりもタオルを掛けてもらって待ち。

16階の病室に通されるころにはさっきまでの辛さは何やったんやろ?ってぐらい回復…..

 

流石私立病院ってことなのか、普通に広い個室

どう考えても要らんシンクまであってホテル同等。

まぁ1泊THB11,300もするから、今までの人生で最高級の寝床やな。

 

体感ではもっと長く検査してた気がするけど、20時過ぎに病室へ。

病室に入る前にトイレ行って検便する。ってことやったけど、

胃に何も入ってなくて何も出ず。

 

普通にお腹空いてたから、夕食にお粥早く頂戴。って催促して。笑

胃に負担が掛からんやろうと、魚入りのお粥をボール1杯食べて。

 

それから何があるんやろ?って思いながら寝ようとすると、ようやく点滴の準備が始まって。

全身がしびれてとんでもない時に血液検査で、手の甲に注射針刺されたのは初めての経験。

血液検査やと思ったけどなんかの手違いで、謝られながらまた普通に血抜かれたし。

 

で、ようやく点滴開始。

最初に何か入れられてから点滴始まって寝ようとすると、

胸が支えるような感じがして咳が止まらず。

 

咳してると段々吐き気がして、また気分が最悪に。

点滴で殺されるんじゃないかと看護師さんを呼んでもらって、

早く抜いて。って思いながら、自分で引っこ抜いてやろうかと限界まで我慢。

 

急いでトイレに行って吐くんじゃなくて大便。笑

で、トイレの便座が高くて175cmの僕でも足がつま先立ちしてないと座れんのが気になって。

ずっと下向きのままトイレでさっき食べたもの全て出してるな〜と、

思いながらも段々吐き気は収まってきて。

 

で、ベッドに寝てからまた点滴付けるんかい。と思ったけど、

特に問題無さそうやったからそのまま就寝。

彼女も横のソファで一緒に滞在してくれて。

 

寝てるけど、2時間に1回は看護師さんが血圧と体温をチェックしに来て。

こっちもそれに慣れたのか、睡眠が浅いまま。

体温チェックの時に熱あるねって言われるけど、

100%冷房付けて寝る方が体調崩すから冷房切って暑いだけ。

 

夜中にも2回ぐらいトイレ行って、今朝起きるとほぼ体調的に問題なく。

昨晩ベッドに入ったころには関節痛も何故か綺麗になくなってて。

ほんまに病院来んくても一緒やったんじゃないかなと。

 

7時半に日本食をリクエストしてたらまさかの薄っすいお粥に、

魚味噌焼き。って書いてるのに、唯の白身魚を蒸したやつ。

で、魚には温かいポテトが添えられて、別の小鉢には冷たいポテトで謎すぎる…..

 

期待してたのに全く美味しくなくて、昨晩のタイ料理のお粥の方がマシ。

ってことで、お昼にはまたタイ料理を選ぶことに。

更に夕食も聞かれるも、今晩も入院するつもりないよ。って言うとキャンセル出来るから。って。

 

朝ごはん食べてる時に昨晩とは違う英語が出来る先生が問診に来て。

体調はどう?ってことから何食べたの?って。

便はどんな感じ?ってことで、また午後に来るから。って。

 

僕はもう退院出来るつもりでいるから、午後一にまた問診して退院やなと。

そこからひたすら何もやることなし。彼女も遅れて会社に出勤してもらって。

 

iPad miniを持ってきてたから、メールのチェックをちょこちょこして、

後はひたすらYoutubeを見て過ごすだけ。

 

で、ようやく昨晩からの点滴が終わって、何かピーピー言ってるから看護師さんを呼んで。

来たは良いけど、どうやらまだ点滴は完全には終わってなくてちょっと見てから戻ってもて。

ほんならまたすぐにアラームが鳴り出したけど無視。

 

12時間点滴受け続けて、別に点滴で調子が良くなったな。って実感は皆無。

看護師さんが戻って来たなと思ったらまた同じサイズの点滴を付け出す。

ほんなら左の甲から液が漏れ出したから看護師さん呼ぶも、ちょっと待ってね。

って出てってから全然戻って来ず。

 

で、多分別の定期チェックの看護師さんがやって来たときに、

じゃあ右手の甲にまた注射せんと。って…..

いやいや、もうすぐ帰る予定なのにまた注射って嫌やなと思いながらも仕方がなく。

 

そのままYoutube見ながらお昼の時間。

ごはんは肉団子付きのお粥で、朝食よりだいぶ良い。

 

13時半にようやく先生が戻って来ると、まさかの24時間入院してもらわんとあかんよ。って。

明日は出張者と同行する予定があるし、絶対今日中に帰るから。って言うと、

サインしてもらわんとあかん。って。

 

たぶん治療中やのに途中放棄して、

その後に状況が悪化しても責任取りませんよ。ってことなんやろう。

僕の中ではそもそも、昨晩の過呼吸に気付いてくれてたら、

その時点で入院なんてせんでも良かった。って思ってるから、すぐ手続きして。って感じ。

 

で、そこからもちんたらちんたらしてて。

看護師さんに結局原因何やったん?って聞いてもはっきり教えてくれんかったし。

何かのウィルスに感染したんやろ。ってぐらい。

 

16時前に日本人の人が来てくれて、少し状況を教えて貰ったところ、

どうやら請求金額を保険会社に連絡してて、その差額があれば払ってもらう手続き中らしい。

もしそのまま実費を払って後で保険会社に自分から請求すれば早く出られる。って。

 

大体1時間半ぐらい掛かるみたいで、保険会社に連絡したのが15:30

今16時前。ってことで、じゃあもう暫く待ちます。って。

僕の中では13時には退院出来てると思ってんけどな。

 

で、キャッシャーからやと思うけど部屋に電話が掛かってきて、

差額の支払金額がTHB5,000ちょっとってのがひたすらタイ語で喋り続けられる。

 

とは言え、まだ僕の手の甲には点滴が付いたまま。

看護師さんに来て。って言うも、まだ請求手続き中です。みたいな感じで連携出来てない。

ようやく看護師さんが部屋に来て、薬の説明をしてもらう。

 

その時に原因は?って聞くと、血液検査には問題無かったっぽいけど、

やっぱり検便でウィルスに感染してる項目でポジティブやったからそれが原因なんやろう。

 

で、点滴を外してもらって外に出ていくと、

ちょうどキャッシャーの人が車椅子持って来てくれてた。

ってことで、着替えて忘れ物無い様に部屋を後に出来たのが17時。

 

支払い場所まで車椅子で連れて行ってもらって、請求金額を確認するとTHB5,641が自腹分。

もし保険が無かったら1泊2日の入院・治療費はTHB28,179.40で10万円…..

保険有り難いな〜と思いながらも、実費で2万円払ってるから最悪やなと。

 

年末にタイ東北部に旅行行くからそれ用に買いたい物あったのに、

とんだ予想外の出費が出てしまった。

 

で、彼女が仕事終わりに迎えに来てくれて家の近くの食堂で夕食。

ここでも身体に優しいもの食べようとお粥を注文したことで、

昨晩から4食連続のお粥という内容。

 

ってことで、昨晩の全身しびれから呼吸困難で一時はどうなるかと思ったけど、

1日でケロッと回復したのもあって、なんだかな〜って感じ。

人生で初めての入院はある意味良い経験出来たけど、

行き着くところはお金が無くなってしまったのが勿体ないって思っただけ。

 

まぁBDMSの株主としてこの病院の売上に少し貢献してやったかと思うか。

 

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