先週の金曜日にラオスのランサン証券から届いたIPOのお知らせ。
ラオス市場6社目の上場銘柄は建設会社。ティッカーはPCD
会社名は”Phousy Construction and Development”
ランサン証券のHPにも今日お知らせのバナーが更新されてた。
建築会社という業界だけで投資するつもりが無くなるけども、
一応どんな内容なのかだけ眺めてみることに。
1997年設立。
道路の整備に補修とまぁ普通の業務内容。
資金調達後は、設備投資、調査・点検、運転資金、負債の返済を予定。
100 Milionを増資して500 Mから600 Mに16.67%増やすみたい。
社内関係の人たちは1株LAK1,100で買えるけど、
その他一般の投資家たちは1株LAK1,250での売り出しになる。
大した違いがないような気がするけど、計算すると13.63%も高く買わんとあかんのか。
13.63%も上がるのって結構大変な気がするけどなー
上場して一気に暴騰する銘柄なんやろか?
もちろん数字を確認せんとな。ってことで、過去の業績を見てみる。
2013年から15年までと16年の第2四半期まで。
PCDのHP見てもまだ上場してないからか、情報載ってない。
2013年と15年の売り上げを比べると10.88%伸びてるんかもしれんけど、
14年はガクッと下がってる。でも14年の営業利益率はべらぼうに高い。
売り上げは15年が1番やけど、利潤では14年の方があるし。
2016年はわからんけど、15年のEPSがLAK113.16
IPO価格がLAK1,250ってことは、PERは11.05倍。
BPSはLAK1,687.60で、PBRは0.74倍。
上場後は少なくともPBR1倍の株価がLAK1,700ぐらいには上がるんかな?
やとしたら、36%の値上がり率が見込めるか。
一昨日タイ株のSET50リストが送られてきてたから、
その中の建設業界をサクッと見るとLHが不動産開発で近い業種。
LHのPBRは2.5倍ぐらい。PERは11~14倍程度。
もう1つ、馴染みのLPNはPBRは1.5倍程度にPERは8~10倍ぐらい。
PCDはPERが15倍にならんとLAK1,700行かんのか。
まぁ色々考えてはみたものの、買うばっかりで売るつもりがない投資派やから、
長期的に値上がりせんかったら保有するつもりなし。
大和総研の記事にあるように、公募価格を割ったまま推移してる銘柄ばっかりやし。
去年上場したSVNも売り出し価格はLAK3,100で今日の価格はLAK2,900
上場したらすぐに売り抜けるようなことせんと利益は確保できなさそうや。
今はまだ配当率もわからんし、長期で持ってて良いのやら。
とりあえず、IPO期間は今月の17日から21日まで。
100 M株も皆買ってしまうんやろか?
今回のメールは申込書が添付になかったからどうやって応募するんやろ?
普通にメールすれば買いたいだけ買えるんかな?