道夫秀介のデビュー作でシリーズもの1作目。
ホラーミステリーの『背の眼』を読了。
流石にデビュー作とだけあって、若い印象がある。
浅田次郎の『日輪の遺産』は自身が若書き。って称しててもそんな感じせんかったけど。
今まで読んだ作品にないホラー要素があって、最後まで読めるかどうか。笑
道夫作品は登場人物によく自分の名前が入ってる気がする。
名前の書き方がカタカナやったり漢字やったりで別人物なんやろうけど。
で、今回はデビュー作とあってか、「道夫」って名前の1人称。
ホラーってことで結構ビビッてたけど、恐ろしいとかそういう感じではなかった。
ただ背中に眼が写ってるけど、それは心霊現象なのかなんなのか。って話。
タイトルの『背の眼』が内容まんまやったことにビックリ。笑
シリーズものやし、何となく奥田英朗の伊良部シリーズを思い出す。
間違ってまだ読んでない『町長選挙』を自炊してもたのもついでに思い出した…..
それは置いといて、いろんな伏線が張られてて回収されていくのは良いねんけど、
最初に主人公が変な声を聞いたのは何やったんやろ?
何か納得行く説明されてたかな。
それに背の眼の心霊写真も結局真備の推測の話で終わってもたし。
シリーズ物やから次回の真備の活躍を期待するか。
もしかしたら心霊写真の謎も解けていくのかもしれん。