レユニオン島に行ってる間は当然本なんて読む時間なし。
飛行機の中で電子書籍をチラッと読んだぐらい。
レーシック受けるまでの1週間読んでたけど、分厚いからようやく読み終えた。
今回は浅田次郎の『日輪の遺産』
浅田次郎が若書き。って言ってるみたいで、どんな作品なんやろうかと。
帯には『蒼穹の昴』に繋がる。って書いてあったな。
帯を読んで、『蒼穹の昴』は面白かったけど
内容がズレていって、長かったなーってのが正直な感想。
それと似てるんかなとそんなに期待せずに読み始める。
終戦間際にマッカーサーからフィリピンで奪った財宝を隠した。
ってとこから、現在の人が財宝の在り処を探す。ってのと、その当時の話の回想録。
もちろんフィクションやけど、この歴史小説は面白かったなー
前読んだので歴史小説はあんまり面白くないと思ったけど。
やっぱり浅田次郎が元自衛官やったからか軍隊の描き方が上手いし。
財宝を見つけるのか、はたまたとっくにアメリカに奪われてるのか、
結末は読んでからのお楽しみ。ってことで。
出てくる登場人物に無駄な人が1人もおらんかった印象。
新たなオススメできる浅田次郎作品。