初めて投資の本を読んで、最初はパッと見で判断して15社をピックアップ。
やけど、もう1回改めて直近4年で調べてみると、まだまだ優良企業があった。笑
その数48社。
実はこの他にも、前回の21社からの15社プラスこの48社を除いて、
最後に調べてみてもいいかな。って企業が136社あった。
トータル約200社がパッと見の投資対象企業。
タイの全上場企業の3分の1弱やな。
今回は48社も新たに出てきた理由を書く。
まぁ、48社も出てきた。っていうか、最初のピックアップで見落としてたのばっかりやねんけどな。
見落としてたってのもあるし、勉強不足で見るべき数字を見てなかったってのもある。
って言っても最初に選別した企業とやり方は同じ。
最初は明確な基準も決めずに適当に数字が凄いのを見てただけ。
今回は基準を明確にして再調査。
今回の基準はROEが20%以上。のみ。
たったこれだけ?って感じやけど、それで新たに48社。
当然ここから負債額やらいろいろ見て選別していく。
因みに最後に調べてもいいかな〜っていう136社の基準はROEが15%以上20%未満。
やからこっちはホンマにやることなくて暇つぶしに今後1年ぐらいを掛けて調べよかな。笑
ほんで見落としてた48社を前回と一緒で、
「負債額」「配当率」「増資の有無」「業界」
で振り分けていくことに。
「EPSの推移」は直近が下がってた方が割安かもしれんから今回は見ず。
「業界」ってなんなん。って感じやけど、バフェット流の避けた方がいい業界は
ROE・配当率が高くても選択肢に入れてない。
今は良くても10年後もその水準保ってれるのか不安やしな。
まぁ、アメリカとタイで成長企業の業界も違うんかもしれんけど、念には念を入れて。
で、まずは負債額を見ていく。
長期負債が5年以上の企業は削除していったら、残ったのがちょうど半分の24社。
実際は長期負債6年程の企業2社があってんけど、配当率が7%前後やったから保留することにした。
次に配当率が3%以下の企業を振り分ける。
最初に選別した15社の内からも5社は配当率3%以下やったの今確認した。笑
で、24社の内からはまたその半分の12社が残った。
ここからまた年次報告書を入手して、いろいろ調べていく予定。
実際のところ、残りの136社は調べることないやろな。
最初に拾った15社と今回の12社の約30社が投資してもいいかも。って企業やから
上場企業630社の内の5%しか優良企業って感じじゃないな。
これはあくまでも僕の基準やけど。
ここでまたバフェットの違う本を読んで、
フォーカス投資ってのがあるみたい。
ちゃんと調べた企業やったら分散投資するよりも、少ない企業に大きく投資した方がリスクが少ない。って。
なんぼ多くても投資する企業は15社までやったかな。
バフェットか他の人か忘れたけど、10社までに資金の75%はつぎ込んでるとか書いてた。
やから僕も多くても10社までに絞る予定。
多分5~8社ぐらいを目処にこれからまだ約30社の中から絞っていく。
あとこの本の中で面白かったのが、ポートフォリオ形成で
一体自分の資金の何%投資したらいいのかとかも書いてた。
公式があって、『2p-1=x』ってやつ。J.L.ケリーって人が作ったモデル。
勝つ確率(p)の2倍から1を引くと、全財産のうち何%(x)を投入すべきかが出てくる。
例えば勝つ確率が55%やったら最大の価値を得るためには全財産の10%を掛けるべき。
2*55%-1=10%
勝つ確率が70%やったら40%
2*70%-1=40%
まぁ、この公式の問題は勝つ確率がわかってなかたら話にならん。笑
で、僕の頭では勝つ確率を計算するなんか無理やからこの公式を使うことはないかな。
ようやく企業分析の半分が終わったって感じかな。
630社から高ROEで、EPSが推移してて、負債額が少なくて、配当金が多くて、増資をしてない企業
って調べるとかなり絞られた。
ここまででもある程度疲れたけど、ここからはもっと疲れる作業や。
やけど、これをせんかったらリスクが上がるだけ。
タイの企業は基本どこでも成長してるんやろうけど、その中でリターンがしっかりあるとこを見つけんと、
将来どういう投資家になってるのかが違ってくる。
同じ金額に同じ時間を掛けてんのに、将来返ってくるお金に違いが生まれる。
最初やからこそ自分が納得できる企業に長期投資していきたい。