これから企業分析していく。
1社目はADVANC。
正式名称は『ADVANCED INFO SERVICE PUBLIC COMPANY LIMITED』
SET50の指定銘柄。
バフェット流で分析。
まずは過去10年間のEPS。
2004 EPS 7.2 ROE 29.22
2005 EPS 6.36 ROE 23.84
2006 EPS 5.5 ROE 20.64
2007 EPS 5.79 ROE 21.29
2008 EPS 5.49 ROE 22
2009 EPS 6.64 ROE 23
2010 EPS 7.32 ROE 36.44
2011 EPS 8.65 ROE 55.25
2012 EPS 10.8 ROE 84.46
2013 EPS 12.33 ROE 81.42
とまぁこんな感じ。
あ、因みにこれからもそうやけど、証券取引所のホームページに載ってる情報と
実際に年次報告書に載ってる情報は結構数字違うのある。
やから、僕のこの数字は年次報告書に合わせて書くことにする。
企業が公に公開してる情報屋からこっちの方が当てになるやろ。
で、今まで年次報告書なんか読んだことないし、何年間も続けて読むことないから知らんかったけど、
翌年の年次報告書に載ってる去年・一昨年の比較で去年・一昨年の情報が改定されてることよくある。
その都度数字拾ってしてるから、もしかしたら数字を拾い違いしてるかもしれんからあしからず。
ここからはEPSの成長率を計算。
長期の数字から計算するのと短期の数字から計算するのでは意味合いが変わる。
『長期の成長率からはその企業本来の実力を知ることができ、
より短期の成長率からは、その企業の実力からみた現経営陣の能力を知ることができる。』
(『億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術』P.111)
ってことで、EPS成長率を計算。
計算式は
=(現在のEPS/10年前EPS)^(1/10)-1
まぁこの計算式の意味は・・・って言わんけど、ってか言えんけど、とりあえず覚える。
5年前のEPSを使ったら^以降の右側は(1/5)ってなる。
これをExcelに打ち込んだら一発で答えでる。
具体的に10年間のEPS成長率を計算すると
=(12.33/7.2)^(1/10)-1
=0.0552687*100
=5.5%の成長率
都合よく7年で計算したら
=((12.33/5.5)^(1/7)-1)*100
=12.224%
2004年のEPSから2006年まで下がってたから2006年のEPS使うと上の成長率になる。
短期の成長率、5年で計算すると
=((12.33/6.64)^(1/5)-1)*100
=13.177%
次に国債に対する相対価値を計算する。
なんかよくわからん言葉やけど、簡単に言えば今の株価と国債とを比較するってこと。
2013年時のEPSは12.33
同じく2013年時の10年タイ国債は4.13%。
因みに2014年6月時点は10年国債で3.75%。
ただ単にこの数字を割ってやればいいだけ。
=12.33/4.13%
=298.547
この数字と2013年時点の株価が一緒やったら投資額に対して国債利回りと同じ益利回り。
実際の2013年株価はTHB199.5。
この株価で買ってたら国債利回り4.13%より高い益利回りやったってこと。
これが国債に対する相対価値。
この情報はあくまで2013年度のやから、実際は今年の国債3.75%と
現在の株価も調べんとあかん。
次は平均ROEを計算。
なんら難しいことない。
ただ上のROEを足して10で割ればいいだけ。
平均ROEは32.565%