好きなSF小説はと聞かれると1番に答えるであろう『星を継ぐもの』
その3作目『巨人たちの星』
『2001年宇宙の旅』も捨てがたいねんけど、続編を未だに読めてない。
それも読みたい本が多すぎるのに読むスピードが遅いのが原因。
ってことで、ジェイムズ・P・ホーガンの3作目。
『巨人たちの星』シリーズは全5作あるみたいやけど、4作目以降はテイストが変わるみたい。
一旦この3作目で終わりかな。
で、内容は前作でガニメアンが新たな母星を目指して出発。
地球には母星から連絡があって、到着を待ってる。っていう知らせが届いたけど、
当のガニメアンたちはそのことを知らずに航海を続ける。
地球人たちはガニメアンたちにその事実は伝えれんけどまぁええか。ってそんな感じ。
今作は、それから母星の方向へ通信を送るねんけど一切返事が来ん。
なんでやろーってから数ヵ月後に通信を受信。
で、その通信は何故か英語。
ガニメアンの言語で通信してたのに。と思いつつ、
ガニメアンたちが英語を理解したのか、はたまた違う人種とやりとりしてるのか。
前半はダンチェッカー博士の事実を重ね合わせた結果、ある結論に至る。
それまでは、推論して検証して。って今までの作品通り面白かってんけど、
後半はファンタジー色が強くなっていく。
それはそれで面白いねんけど、今まで読んでたのは現実としてあり得る話なんじゃないか。
って思えててんけど、それが全く方向が違ってもたこと。
例えば『スターウォーズ』は面白いけど、あれは完全にファンタジーとしての面白さ。
『巨人たちの星』シリーズはそういう面白さじゃなかったのになーって残念。
まぁ面白いことには変わりないけど、続編はもうちょっと余裕があれば買おうかな。
とりあえず、今月マクロミルから貰ったアマゾンギフト券1,500円分は違う本になるやろう。