早速日本から持って帰ってきた本を読了。
初めて聞いた作家、山中七里の『ヒポクラテスの誓い』
母が面白かったよ。って一言で持って帰ってきた。
法医学ミステリーってドラマではよくやってるけど、ほとんど見たことない。
あんまりドラマでは面白くないような気がしてたけど、読んでみるとどうなんやろうかと。
5編の短編で、1編ずつ先に進んでいくし、テーマもはっきりしてて分かり易い。
あと描写が細かくて、感情に訴えかけてくるのが上手いから泣いてしまうし、
解剖してる時はこっちも吐きそうになるぐらい臭いが漂ってくる感じ。
まだデビューしてから6年しか経ってないのに、解説曰く20冊以上の作品がある。
あんなに法医学のことを書ききってるから、そっちの世界の人なのかと思ったらそうじゃない。
いろんなジャンルの作品を書いてるらしいから、こりゃ一気に他の作品も読んでみたいと思えた。
続編『ヒポクラテスの憂鬱』も3ヶ月前に出たらしいけど、文庫化されるの待ってよっと。