危機!! 結局何事もなかったけど、殺されるかと思った話

 

これまでスケジュール通りに進んでてばっちり。

ゴールへの電車も30分ほど待つぐらいで大丈夫やし。

ゴール行きの電車は5番ホーム

 

因みに初日に行った北行きのアヌラーダプラは4番ホーム

初日に乗った電車はたぶん5:45発が6:10に遅延したんやろうと思って、

14:25前後に来る電車に乗ればいいんやろうと待機。

 

10分前の14:15に青色の電車が到着。

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他のホームにも電車が入ってこんし、1日に10本ぐらいしかない本数で、

まさかこの時間帯にぶつけてこんやろうと思ってすぐさま乗車。

 

僕の切符にはSって書いてあって、これが2等車のことなんかわからんけど

2等車切符持って3等車に乗ってても問題ないから目の前の車両に飛び乗る。

座席が日本の各駅停車車両みたいな横向きやったけど、かまわず右側の席を確保。

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ホームに居た旅行者がなかなか車両に入らず、ほんまにこれでいいのか迷ってるのを見て

なんとなく嫌な雰囲気はしつつも、停車時間1分ほどですぐさま出発。

まだスリランカの電車は1度しか乗ってないけど、

急行電車で停車時間1分はおかしい気がするよな〜

 

アヌラーダプラ行った時は、既に停車した車両にダッシュして

階段を駆け上がってさらに駅員さんっぽい人にこれで合ってるか確認してから乗車して、

それでも10分ぐらい出発するのに待ってたぐらい。

 

それがものの1分の停車時間。笑

案の定、各駅停車の電車でした…..

 

幸い南の方には向かってるから一体いつつくかわからんけど

ゴールのほうには近づいて行ってるって前向きに捕らえることに。

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急行に乗り換えしたくとも、どの駅で待てばいいのかわからんし、

次の駅で戻っても電車なくて間に合わんやろうし。

 

10分の時間差やったけど、40分ぐらいずっと先行して走ってた。

で、なんとなく大きい駅に着いて、アナウンスが流れてたけど英語じゃない。

ここで降りて一か八かの賭けに出ることもできず停車中待ってた。

 

ほんなら初日に乗った赤い車両の急行が到着。

スリランカの電車は両サイドの乗車口が開いてるから

今乗ってる電車から横に移れるかな。って思ったけど、

僕が居る車両の向かいはちょうど連結してて渡れそうにない。

 

もし僕と同じ経験する人が居れば、モラトゥワ駅で追い抜きされるから

ホームを反対側まで移ったら間に合うと思う。

進行方向の左手に急行が停まるからそっちへ行けば乗り込めそう。

 

なすすべなく急行の電車が先に発車して取り残された気分。

『歩き方』曰く、次の15:50コロンボ発の電車に乗っても

今乗ってる各駅より早くゴールに到着する感じ…..

 

折角早めにコロンボ出て、ゴールに到着できると思ったのになー

で、またひたすら各駅で南へ向かう。

 

ほんなら16:15にアルトゥガマ駅で終点らしい。

ここからゴールまで急行に乗り換え。

おそらく15:50発の電車に乗り換えることになるんかな。

 

下車してからよくわからん人に次は16:50発に乗り換えやで。って教えてもらう。

で、まだ40分ぐらい時間あるから駅中を見て回ろかな。って歩いてると

変なおっさんがまたゴール行くんか?って聞いてくる。

 

そうやで。っていうと案内したろ。ってな雰囲気。

こっち来い。ってことでついて行ってみるとホームの端の人気のないベンチに座れ。って。

広い駅じゃなくて、ホームは右か左しかないところ。

 

これは案内とも言えん案内をして、せびってくるやつやろなー

で、座れ。って言ってる英語わからんか?って何故か怒り口調。

こんな人気の無いところで座って何するつもりやねん。って感じ。

 

ホーム内に売店を見つけてたから喉が渇いてたわけじゃないけど、

飲み物が買いたい。って言ってその場を離れようとする。

ほんならまた俺について来い。案内したろ。って。

 

こんな小さい駅で何で案内が要るねん。って感じやけど、勝手に前を歩いて行く。

俺は駅の職員やから。とかよくわからんこと言ってるし。

まぁ、途上国は職員であろうが制服がないからそこで判別はできんねんけど。

 

で、売店で水を買うのも普通ならRs60やけど、

冷えてないのでRs70、冷えてるのでRs80らしい。

これも変なおっさんが、言ってたけど。

 

ほんで、なんなん?なんでいちいちついて来るん?って聞くと、

ジュースの1本でも買ってくれたらええやんけ。って。

職員じゃないんかよ。ってツッコミはこらえて、何で買わなあかんねん。って一蹴。

 

じゃ、おっさんが「生きてスリランカから出れると思うなよ」って言い残してどっか行った。

まぁここまではよくある話で、普通ならこれで向こうも終わり。

生きて出られると思うなよ。ってのは言い過ぎやけど。

 

変なおっさんに捕まったなーって思ってると、

今度は服を着替えてまた僕の座ってる位置を確認しにやってくる。

何やこいつ。って思って睨んでると、離れた場所で立ってる。

 

そのまま無視して、またおっさんのところ見た瞬間に、

合図みたいな感じで僕の位置を誰かに伝えてるのが見えた。

で、合図した先を見るとホームの先にまた違うおっさんがこっちを見てる。

 

おっさんは僕の座ってる場所を行ったり来たりして、

向こうに座ってたおっさんもこっちに来たり。

これは本気で僕を殺しにかかってきたのか怖くなる。

 

初日に乗った急行はギュウギュウ詰めで、

前後から2人で挟まれてそのまま走ってる電車から突き落とされるんじゃないか。って恐怖。

 

僕の座ってる後ろがチケットオフィスで、

職員とか言いながらおっさんがチケットを買い出す始末。

ここにきてほんまに生きて帰れるのか不安になる…..

 

ゴール行きを止めてここで1泊するか、コロンボまでとんぼ返りするか。

 

今回の旅行からiPhone上じゃなくてメモ帳に記録するほうが早いからメモ帳を持ってきてた。

もし殺されても手帳は何書いてるかわからんやろうから放置されるやろうと思って、

念のためおっさんの特徴を書いておく。笑

 

まぁそんな特徴だけで捕まるかはわからんけど。

とりあえずアルトゥガマからゴールの間で転落死

とかやったらただの事故じゃないことを知ってもらう為に。笑

 

で、向こうは2人組。

車両に乗るときに間に挟まれたら元も子もないから

後ろの車両から乗り込む準備をする。

 

電車がほぼ時間通りに到着。

幸い2人とも進行方向前の車両に乗り込んだ。

奴等は僕が2等車に乗ってると思い込んでるんかな?

後ろの車両は3等車で、この際安全第一やからここでじっとしとくことに。

 

ちょうど乗り込んだ車両に荷物置き場があって、

そこに座り込んだら僕の姿は見えん。

で、スリランカ人の優しそうなおっちゃんが乗り込んできた。

 

僕がいきなり座り込んでるの見て、暑いね~って。

こっちはそんな悠長な状況じゃない。笑

1車両前に乗った緑色の服着た奴がこっち来てない?って聞いても理解してくれず…..

 

目線を先に移すと確かにおっさんは前におる。

でもこっちに来そうな気配はない。

車内も座席は埋まってるけど満員じゃない。

 

流石にこんな車内で僕を突き落とそうとすることは不可能。

おっちゃんはゴールの一駅手前のヒッカドゥワ駅で降りるみたい。

それまではたぶん大丈夫やろうと思って隠れてる。

 

いくつか停車駅に着く度、おっさんがどうしてるのか確認。

奴は満員でもないのにわざわざホームに降りて改札の方をいちいち確認してる。

僕が途中で降りてないか確認してんのかな。って。

 

毎回毎回同じ繰り返しでとうとうヒッカドゥワへ。

おっちゃんが降りて残すところは目的地のゴール駅。

これはゴールを出発後動き出してからも

しばらく速度が上がらんまで車内に居たほうがいいのかとか考え出す。

 

ここに来るまでいつ車内で僕の場所を見つけにくるかわからんから警戒してたけど、

もう1駅で降りんとあかん。

降りたら改札で待ち構えてるかもしれんし何があるかわからん。

 

サンダルのままじゃ走られんし、

T-シャツのままじゃ刃物を使われたらダメージが大きい。

ってことで、シーギリヤで履いたっきりの靴を引っ張り出して、

暑い中ジャージを上に着て準備をする。

 

とりあえず警戒すべきは緑の服を着たおっさん。

駅に到着後なかなか出発せんで、これは逆に最後まで残ってるほうが

改札出たときに狙われるんじゃないかと思って、まだ乗客がホームに居る間に降りることに。

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緑の服を警戒するけど、なんだかんだ緑の人多い。笑

おっさんは間違いなく先に改札を出てるはず。

周りを見渡すけどそれらしき人はおらん。

 

改札出てすぐ左手にバスターミナルがあるからそっちへ紛れ込む。

バスターミナルの2階から見下ろして警戒するけどどこにもいなさそう。

ってことで、ゴールの旧市街へ向けて出発。

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結局僕の被害妄想やったのか、無事に逃げ遂せたのかわからん。

ただダンブッラからシーギリヤまでのトゥクトゥクとは

違った緊張感を持ったのは確か。

 

トゥクトゥクの場合は目的地に着いてから

言ってた金額と違う高額請求とかなイメージで、最悪ぼったくられる。ってぐらいやけど

今回は精神的よりも肉体的苦痛を強いられると思って変に冷静に

今何ができるのか考えてたな。

 

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